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超豪雪寒冷地での観測鉄塔のDATA欠損について

概要

2018年

場所
北海道

その他

北海道の厳しい寒さの中、観測鉄塔を見上げた時の感情は言葉にならないものでした。気温はマイナス20℃。指先が凍り付くような冷たさの中、雪に覆われた風速計と風向計が凍結して動かないのを見て、自然の力の前に人間の技術がいかに脆いものかと痛感しました。

周囲は白銀の世界。山頂では雪が1メートル、途中の道では3メートル以上積もっていて、まるで別世界に来たかのような錯覚に陥りました。ここまで到達するのも一苦労で、通常の車では到底無理なため、雪上車に頼らざるを得ませんでした。

この経験から、寒冷地での観測装置にはヒーター機能が必須であることを実感しました。しかし、それには電源の確保という新たな課題が生じます。このような過酷な環境下では、観測機器の選定だけでなく、電源供給の方法にも工夫が求められるのです。

現場に立ち、自然の厳しさを肌で感じると、理論だけでは計り知れない多くの課題が浮かび上がります。こうした経験は、ただ単に技術的な問題を解決すること以上の意味を持ちます。自然との共存、環境への敬意、そして限界を超えるための新しいアイデアの必要性を、身をもって学ぶ機会となりました。

このプロジェクトは、単なる職務を超えた挑戦であり、私たちの創造力と忍耐力を試す試金石でした。北海道の豪雪地帯での一日は、私にとって忘れがたい学びと成長の機会であり、この経験は今後のキャリアにおいても大きな糧となることでしょう。


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