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風況観測鉄塔へのヒーター付風速計・風向計へ独立電源(DMFC+太陽光ハイブリッド)で電源供給した事例

概要

NTシステムズは、豪雪地帯で実施された風況観測プロジェクトにおいて、風況観測鉄塔(マスト)に設置されたヒーター付風速計・風向計へ独立電源で電力を供給しました。
厳しい積雪・低温環境でもヒーターを安定稼働させることで、冬季の欠測を抑え、高品質な風況データの取得に貢献した導入事例です。

■ プロジェクト概要
地点:豪雪地帯
目的:ヒーター付風速計・風向計の安定稼働によるデータ品質確保

供給対象
ヒーター付風速計・風向計(マスト)
ドップラーライダー Molas-B300M
Molas-B300M ウインターキット

電源構成:独立電源(DMFC燃料電池+太陽光発電)× 2台

■ 導入ポイント
● 独立電源を2台構成で設置
マストのヒーター付センサー、Molas-B300M、ウインターキットの全電力をまかなうため、ハイブリッド独立電源を2台配置。豪雪期の発電低下にも対応できる安定した電源供給を実現しました。
● ヒーター付センサーの着氷対策を強化
独立電源によりヒーターを確実に動作させ、着氷・着雪による計測停止を低減。冬季でも高いデータ有効率を維持できました。
● Molas-B300M も同電源で安定運用
当社保有の Molas-B300M と ウインターキットも同じ独立電源から電力を供給。ライダー観測の安定稼働にも寄与しました。

■ 導入効果
冬季の計測停止・誤差を抑制
マスト・ライダーを含む観測システムを独立電源のみで運用
雪深い地域でも安定したデータ取得が可能
レンタル導入で初期費用を軽減

■ まとめ
本事例は、豪雪地帯のような厳しい環境においても、
NTシステムズの 独立電源(DMFC+太陽光ハイブリッド) が
風況観測鉄塔のヒーター付センサーおよび Molas-B300M を
安定して稼働させた実績です。

風況観測機器やライダーの電源でお困りの際は、ぜひ NTシステムズへご相談ください。

場所
北陸地方

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