その他

このプロジェクトの現場監督者として、私たちが直面した課題と成果について感想を述べさせていただきます。

まず、風況鉄塔の海上での組み立てという作業は、言葉では表現しきれないほどの挑戦でした。湾岸での組み立てから始まり、クレーン船を使用して洋上の風況観測鉄塔架台に鉄塔を設置するまでの一連の工程は、私たちの技術と忍耐の試練でした。特に、20トンもの重量を持つ風況鉄塔を吊り上げ、強風の中で揺れる荷物を正確にジョイント部にはめ込む作業は、非常に緊張感のあるものでした。

私たちは、この困難なプロジェクトを成功させるために、製造元である内藤鉄工株式会社の敷地内で仮組を行い、事前に様々な問題を洗い出し、対処法を練り上げました。この徹底した準備があったからこそ、海上での作業がスムーズに進むことができたのです。

このプロジェクトを通して、クレーン船の運転技術や鉄塔作業員の巧みな技術が重要であることが再認識されました。また、チームワークと事前の計画の重要性も強く感じられました。最終的に、無事にプロジェクトを完了できたことは、私たち全員にとって大きな達成感と喜びであり、この経験は今後のプロジェクトにおいても貴重な財産となるでしょう。

緻密な計画、一丸となったチームワーク、そして技術の高さが結集した結果、この難易度の高い作業を成功させることができたのです。私はこのプロジェクトに携われたことを誇りに思い、今後の挑戦に向けての大きな自信となりました。