ナセル搭載型ライダー
Molas NL
Fan Standard Product 'Eye Of The Wind'
風力タービンの性能向上のためのナセル取り付け型ライダー
Molas NLシリーズ は風力発電機のナセルに搭載するライダーです。 風力タービン前方50~200m/400mの風況データを観測及び記録します。風車に流れ込む風を3D計測し、速度・風向きを瞬時に把握することで、風車の負荷の最適化や発電効率の向上をサポートします。
風車取付用の架台作成や、測定レーザーのカスタムについてもご相談ください。
Molas NLの特徴
距離測定ウィンドウの
カスタマイズ
機器ステータスの遠隔
リアルタイム監視
PROFIBUS DP、FTP、
およびその他のデータプッシュ
方式の製品パフォーマンス
仕様
測定可能距離 | 50~200m(NL200)/50~400m(NL400) |
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高度の測定レベル | 10段階(任意の距離での風況観測が可能) |
サンプリングレート | 4Hz |
風速測定 | 範囲0~50m/s、精度0.1m/s |
風向測定 | 範囲-90~90°、精度0.5° |
動作最大湿度 | 筐体外100%、筐体内95% |
動作可能加速度 | -0.5G~0.5G |
動作可能温度 | -40℃~60℃ |
動作可能高度 | 3500m以下(海抜) |
保護等級 | 光センサ部 IP66 信号処理部 IP65 |
防食等級 | ISO C5-M |
通信インターフェイス | PROFIBUS-DP 、Modbus/TCP |
重量 | 光センサ部 35kg以下、信号処理部 10kg以下 |
最大設置面積 | 500×500mm |
電源 | AC200V仕様 |
価格
Molas NL200 | 標準価格 880万円(税別) |
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Molas NL400 | 標準価格 880万円(税別) |
投資収益の見積り
例として、発電量が年間2,000時間に相当する2.5MW風力タービンを考えてみましょう。
- Molas NLの設置後AEPは3%増加する可能性があり、タービンあたり年間約1,345,800円の収入が増加する可能性があります。
- 構造負荷が10~15%軽減され、それに応じて風力タービンの寿命が延びます。そして、それに相当する収入の増加は、タービンあたり年間4,586,000円となります。
結論として、ナセルに取り付けられた風力ライダーは投資利益を増加させ、風力タービンの耐用期間中にタービンあたり合計約119,630,000円の収入を増加させることができ、約13%増加します。
Certification
性能評価実績
DNV-GL 負荷軽減証明書
EFARMアルゴリズムと連携したMolas NLは、タワーとブレードの負荷がベースラインと比較して大幅に軽減されたことが DNV-GLによって証明されました。
WindGuard AEP増加証明書
EFARMアルゴリズムと連携して動作するMolas NLは、風力タービンのAEP改善であることがWindguardによって認定されました。
この製品の詳細は山梨支社(0553-34-8180)へお問い合わせください。